アラサーカップル、結婚と家に本気です。【第9話】
~人生の支出はトータルシンキング!~
30歳までの結婚を夢見る可奈子とその彼・洋平。
これからの暮らしでかかるお金のこと、将来住む家のことを2人と一緒に考えていきませんか?
目次
☆ 登場人物
可奈子
28歳。食品商社の貿易事務。
最近友人の結婚や出産が相次ぐ中で、結婚を意識するように。
結婚後も、仕事は続けていきたいと考えている。
洋平
30歳。化学メーカーの研究職。
いわゆる仕事人間。月100時間を超える残業もいとわない。
趣味は貯金、ベイスターズの試合観戦。
リノベーションセミナーのしつこい落とし穴戦略にご注意を!
こんにちは!早くも夏バテ気味の可奈子です。
皆さんも無理せず、水分・食事・睡眠をしっかりとって、ご自愛くださいませ。
最近は、ネットでリノベについて調べすぎて、
いろいろな情報に踊らされ、一喜一憂しているうちに、心身共に疲れていました(笑)
そんな中、たまたま家のポストに入っていたのが、
「〇〇不動産主催のリノベーションセミナーのお知らせ」でした。
「お一人の方もお気軽にお越しください!」と書いてあったし、
前回でリノベ成功のポイントは掴んでいるわけだし、
たまにはリアルな体験も必要だよな〜と思い、意気揚々と出掛けていったのです。
実際に行ってみたけど、ちょっと期待外れ…
セミナーに出てきたのは、往年の渡部篤郎を思わせる爽やか営業マン。
身なりもキレイで、口調もハキハキしていて、年齢はおそらく20代半ば、
全体的な印象は良いのですが、そもそも彼は家を買ったことあるのか…と思ってしまいました。
(年上アラサー女性のチェックは厳しいのです爆)
さらにセミナーが進むうちに、ネットでわかる以上の情報は出てこず、
頭に叩き込んだ内容をたんたんと話しているだけ…といった印象に。
プロジェクターに投影された会社紹介動画の理念やリノベーション事例なども
あまり私の好みではありませんでした。加えて、その会社は“リノベ済物件の販売会社”なので、
この時点で不満に感じてしまう部分があると、先に進むのが難しそうと率直に感じました。
数日後から続く、営業電話とメールにウンザリ…
セミナーに参加したことで“顧客情報”として登録されてしまったのか、
数日経ってから、担当者から営業電話やメールがせわしく来るようになりました。
参加するべきでなかったのか。。
不動産会社って、どうしても怪しいイメージがつきものですが、
さらに不信感や恐怖心が増す結果となってしまいました…。
そういえば、渡部篤郎って刑事役もよくやっていますよね。
(なんだか犯人として、追われているような感覚すら出てきました。ぴえん)
今夜は洋平に電話して、元気付けてもらおうと思います。
今回のまとめ
リノベセミナーに安易に参加するのは良くないのかも。
売り込まれるリスクもあるので、
パートナーとの参加や折れない気持ちを持って参加することがオススメ。
でも実際に中古物件の購入やリノベーションをすることになったら、
どういうところに相談したらいいのだろう?