アラサーカップル、結婚と家に本気です。【第10話】
~人生の支出はトータルシンキング!~
30歳までの結婚を夢見る可奈子とその彼・洋平。
これからの暮らしでかかるお金のこと、将来住む家のことを2人と一緒に考えていきませんか?
目次
☆ 登場人物
可奈子
28歳。食品商社の貿易事務。
最近友人の結婚や出産が相次ぐ中で、結婚を意識するように。
結婚後も、仕事は続けていきたいと考えている。
洋平
30歳。化学メーカーの研究職。
いわゆる仕事人間。月100時間を超える残業もいとわない。
趣味は貯金、ベイスターズの試合観戦。
中古物件の購入+リノベは、宝石の原石探し!?
「リノベーションセミナーに参加して、酷い目にあった」
と昨夜、可奈子から電話がありました。
ちょっと待て、可奈子!俺、プロポーズもしてないけど、
話が進みすぎじゃないか!という想いを潜めながら、
「うんうん、わかるよ」と慰めるように話を聞いていました。
あっ、こんにちは!横浜中華街で見つけた長崎チャンポン屋に足繁く通っている洋平です。
そんな私も(可奈子ほどではないものの)リノベに夢中。
最近は帰宅後に、自宅でビール片手に
ネットで中古物件を検索するのが、いよいよ習慣になってしまいました笑。
さまざまな知識を吸収する中で、
中古物件の賢い選び方のノウハウが溜まってきているような気がするので、
今回ブログで披露しちゃいます!
中古リノベするのに、適した築年数ってあるの?
賃貸でも購入でも、多くの人が条件にしているのが“築年数”だと思います。
築5年以内までの物件が一般的に“築浅”と言われ、人気もありますが、
そもそもこうした物件は軽微なリフォームに適した物件なのだとか。
間取りやデザインが気に入らないからと大掛かりなリノベーションをすると、
購入費とリノベ代を合わせて、ものすごく高い価格になってしまうそう。
理想の中古リノベを賢く行いたいのであれば、
築25年や30年〜、再建築不可(建て替えができない)の物件を安く仕入れ、
リノベーションで思い通りに新しくしちゃう方が、よっぽどお得らしいのです。
そもそも中古マンションは比較的新しい物件であっても、
1年、2年と年月を経ていくうちに、市場価値は下がってしまうのだとか。
一方で、築20年以降になると、ある程度の価格で止まる=安定するのだそう。
であれば尚更、20年以上の築古物件を購入した方が、
気持ち的に「損したー」っていう感覚も少なくなる
のでは?とも思いました。
もう1つ大切なのは、しっかりと専門家に調べてもらうこと!
いろいろ調べてみたところ、築年数はもちろん判断基準の1つであるけど、
中身=リノベに適した物件かを確認することも、重要なポイント
のようです。
築浅物件でも、定期的にメンテナンスや管理修繕が行われていないと、
給水・給湯管・排水管の「水漏れ」や「腐食」、「老朽化」が進んでいたり、
築古物件は機密性が落ちていて「暑い」「寒い」「結露」がスゴかったり。
管理実態によって、家にさまざまな影響が及んでいる場合があるのだとか。
だからこそ、専門家による物件調査=インスペクションを行ってもらった上で、
こうしたさまざまな負の状態をリノベーションで改善できるかを判断してもらうことも、
中古物件の購入時には必要不可欠だと、ネット上で頻繁に語られていました。
たとえ、古い団地であっても、寒くて結露が多い物件であっても、
リノベーションによって、個別に性能を上げることは十分に可能なのだそう。
こう考えると、中古物件の購入とリノベって、
磨けば磨くほど光る宝石の原石を探すような感覚に似てる
かもと思ったりもしました。うー、面白くなってきたぞー!
今回のまとめ
中古物件の購入は、築年数と中身から
リノベに適しているか否かを総合的に判断しよう。
きちんとした判断のためには、専門家の協力を得るべき!
でも毎度のことながら、信頼できる専門家や
リノベ会社と出会うことが一番難しいような…