【まとめ】中古物件をリノベーション！メリット・デメリット～戸建編～

• 新築よりコストを抑えて、オーダー住宅を手に入れられる。

新築の戸建を買うとなるとまず高い！というのが第一印象の方が多いかと思います。

新築戸建ての建売住宅を買うとなった場合、土地や広さにもよりますが平均購入価格は3,800万くらいで注文住宅となると平均購入価格は5,000万となっています。

中古物件はというと、平均購入価格は2,500万で、そこからリノベーション費用を追加しても建売住宅よりもコストを抑えて、自分好みの家造りができます。

築20年以上の中古物件は建物の価値はほとんどなく、土地の価値のみの価格で購入することができるんですね。

コストを抑えた分をリノベーション費用に回して、こだわりの注文住宅を手に入れることができます。

• 新築と比べて資産価値の急な下落を抑えることができる。

新築物件は売りに出ている時は、土地・建物の価値が高いので、購入価格が高額になりますが、実は購入して鍵を開けた瞬間に中古になり、価値が２～３割落ちてしまうのが新築物件です。

そこから10年ほどで50％以下まで価値が下がり、15年～20年ほど経つと資産価値はほとんどなくなってしまいます。

なので、途中で売りに出したい！となっても購入した価格よりもはるかに価値が下がっており、赤字になってしまいます。

逆に、中古物件はすでに資産価値の下落が落ち着き、コストを抑えて購入できる上に、リノベーションをすることで、資産価値を上げることができるんです。

リノベーションで設備や内装、外装などを一層し新しく最新のものに変える事で価値が上がり、将来住み替えたいとなった時に賃貸や売買に出して不動産収入がはいりやすくなります。

• 建物全てを自分好みにアレンジすることができる

せっかく家を購入するのであれば、自分の好みの家にしたいですね。

今までの考え方は、「住まいの形に自分のライフスタイルを合わせる」ことが多かったと思います。

ですが、今は、リノベーションをすることで「自分のライフスタイルに住まいの形を合わせる」ことができるようになりました。

自分好みにアレンジできるのはやはり一番のメリットではないでしょうか。

また、戸建リノベーションはマンションのように共有部分があったり、マンションの規則などで施工ができないということがありません。

外装も含め、自分達のこだわりで造っていけます。

• 好立地での物件が多い！

やはり人気の立地にはすでに建物が建っていることが多く、土地が少ない今、希望の立地に土地を探すのが困難。

中古物件であれば、アクセスがいい所や周辺環境が良い場所などの好立地に建っていることも多く、選択肢が増えるので希望の土地の物件を見つけやすくなります。

• すぐに住むことができない

新築や中古にかかわらず、リノベーションをしない場合は、物件を購入してから引き渡し後すぐに引っ越しをして住み始めることができます。

ですが、リノベーションをするとなると、物件の引き渡し後、現地調査を行い設計、着工など施工工程を経て完成した後お引渡しとなります。

施工内容にもよりますが、設計などの打ち合わせ期間が２～３か月、着工から完成お引渡しまでは３～６か月ほどかかるので、急いで引っ越したいという方には向きません。

• 施工期間の仮住まいが必要

戸建てはマンションに比べて施工期間が長くなるので、現在住んでいる自宅をリノベーションをする場合は仮住まいが必要となるので費用がかかります。

• 建物の構造によってできることできないことがある。

戸建てでは、建物の構造（耐震や耐久に必要な柱や梁の構造）によってできることとできないことがあります。

また、実際に施工をはじめ、解体してみると現地調査ではわからなかった物件の老朽などがある場合があります。

ただしこの場合は、建築士により「できる」「できない」を判断し、どのように希望に近く設計ができるか提案し、一緒に造っていくことができます。