ベッドは買う物?特殊な形状の壁も、無駄のない空間造り
寝るスペースは「ベッドを置く」という固定概念を持っていませんか?マンションをはじめ建物には様々な形状があり、既製品を置く事がメインで設計されているわけではありません。
リノベーションをする際は、間取りは自由に設計できますが、中古マンションや一戸建ての躯体(建物の大枠)は様々です。
画像のように、柱や建物の形状により壁の一部が特殊な場合も数多くあります。リノベーションする際は、その特殊形状の部分を生かす造りや、スペースを考えていくのも設計や計算に関わります。
高さが少し上がっているので、ベッドとしてマットレスを置いても良し。ベッドの役割がなくなれば、小上がりスペースとして趣味の空間に利用するなど、長期的な視点で間取りや家造りをしていけます。
おしゃれで機能的な空間造りは「部屋のベース造り」が価値を生みます。住む人や年数が変わっていく事も想定しながら、「住みやすくする」こと。リノベーションは、新しくする事だけではありません。
目次
木材の棚は、おしゃれに見せる&収納するベース造り。
「見せる収納」という言葉がありますが、見えない部分は何でも良いかというと、そうではないと思います。見えないと「とりあえずしまっておこう」と詰め込みになりがちで、整理するのは時間がある時に・・・ということはありませんか?
キッチン周りにはストックしておく食材が必要で、それらを収納するスペース「パントリー」が必要です。パントリーの棚をおしゃれにデザインすると
- 毎日使う物、ストック食材、消耗品をおしゃれに収納出来る・・・見せる収納としてストックを置く楽しさが広がる、無駄な物を置かなくなる。
- 使いやすい位置にストックがあり、快適に料理ができる・・・モチベーションがあがる、料理の時短につながる。
- 食材をディスプレイする感じにすると、自分のお店のような感覚で料理ができる・・・見せるキッチンで、友人を呼びたくなる家になる
収納する事にモチベーションがあがれば、あなただけの「価値」が生まれると思います。物をしまう時&出す時は、作業ではなく「トキメキ」を感じられたら幸せですね。「小さな幸せ」を日常でたくさん感じられますように。
そう想いながら、リノベーションエンジニアはカタチにしていきます。
モールテックスで仕上げたおしゃれなオリジナルキッチン
小上がりスペースやテレビ下、パントリーなど、造作で棚を設置した個所を多く設けましたが、キッチンは無機質な仕上げで「おしゃれなアクセント」としたデザインに。
「合わせすぎない」「造り過ぎない」というキーワードが、おしゃれな空間にするワンポイント。そして、そのワンポイントやアクセントの比率も、デザインには必須です。
設備は最新、造りはアンティークやビンテージを取り入れる。そのバランスは、設計のプロに相談頂く事がリノベーション成功へのカギとなります。
排水管をおしゃれにデザインした、むき出しだけではないアクセント
間取りを壊し、全てスケルトンにした空間は、わずかなスペースも収納スペースへとデザインすることができます。構造上むき出しになった排水管は、色を変えるだけではなく、装飾してデザインにする場合もあります。
排水管のように見せたくない場合は、画像のように木で装飾したり、新たにできたスペースに木の棚を造作したりできます。少しでも、収納するスペースや「飾り棚」としてワンポイント楽しむスペースがあれば、
おしゃれで、癒しの空間になりますね。詰め込み過ぎない、余白を持ったデザインが、おしゃれな空間造りのベースとなります。
一緒に作り上げていく過程を、私たちは一緒に楽しんでやっていきます。「自分だったらこんな家に住みたい。」その想いをもったリノベーションエンジニアと、おしゃれな家造りを楽しみませんか?
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