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洗濯機&造作パウダールームからファミリークローゼット、そしてLDKまで繋げた家事ラク動線
今回は、横浜のマンションをリノベーション✨物件探しからのワンストップリノベーションでご依頼を受け、中古マンションをご案内しました。間取りも全て一新してスケルトンリノベーションとなりました。
洗面は既製品で、クローゼットは個室にあるのみのよくある間取り。ですが、スケルトンリノベーションで物件を決める際は、水回りや収納はどんな状態でもOK!
人が使ってきたものですから、賃貸なら我慢する部分もあると思います。購入して長く使っていく事を考えたら、設備や間取りは交換した方が気持ちよく、使い勝手も自分達らしく造っていける「快適な暮らし」からスタートできますよね。
マンションの管理状態や立地、ご自身の目で見た周辺環境から「リノベーションに適切な物件」を探していきます。それでは、リノベーション後のアフター画像です。
洗濯機・お風呂・洗面ボウルなどパウダールーム水周り全体は、撥水性に優れてお手入れも簡単な「フロアタイル」で施工。
隣は、洗濯機から乾燥したものをすぐに収納できる「ファミリークローゼット」へと繋がっている動線です。グレーと木目の繋がりがオシャレですね!
ファミリークローゼットの床は、木材ではなく「木目柄のクッションフロア」です。水周りに繋がっている事と、椅子やテーブルなど動く家具も置かないので、木材よりも安価でお手入れしやすい「クッションフロア」は、このような個室に利用する事でコストカットになります。
洗濯機・お風呂があるパウダールームから大容量の「ファミリークローゼット」へと繋がり、家族分の洋服がまとめて収納できるウォークインクローゼットです。
そして、ファミリークローゼットはパウダールーム側は引き戸で開閉し、リビング側へは室内扉を設けていません。こうする事により、コストカットと通気性を良くする、リビングからすぐにアクセスできるスムーズな動線を造ります。
光の具合で壁は黄色に見えますが、前の画像の通り白い壁のファミリークローゼットで、リビングへと繋がるオープンな入り口。
天井は、玄関周り以外は全てモルタルや配線、配管現しの「インダストリアル」デザインです。今回は、跡などもそのままモルタルを生かしていますが、天井や壁を塗装する事も出来ます!
室内窓からリビングも見える!家族を感じながら採光と適度な半個室空間をおしゃれにデザイン
ビフォー画像です。リビングダイニングは和室と繋がっている造りですが、窓際に壁がある状態で採光も暗くなりがちです。こちらを1部屋に繋げます。
ビフォー画像です。窓側から見たリビング&キッチン。独立型のキッチンは、昔の家はよくある造りです。壁で仕切られ、閉鎖的なスペースです。
ビフォー画像です。リビング横の個室で狭いのは良いと思いますが、窓があるにもかかわらず暗い部屋です。狭い分、採光がもっと欲しい部屋ですね。それでは、ビフォー画像です!
キッチン側から見たリビングです。キッチンエリアは、少し床を上げています。
斜め張りした木の床材がこだわり!とてもオシャレですね。玄関からリビングまで同じ斜め張りでデザインしています。和室とリビングの壁がなくなり、広々と開放的で明るいリビングになりました!
リビング隣の個室の壁、アフター画像です。個室の奥は先ほどご紹介した「ファミリークローゼット」で、リビングに繋がる個室は、両部屋ともオープンにしています!
室内窓からもたくさん光が入り、リビング側から見てもオシャレなアクセントウィンドウで、家族の気配を感じながら過ごせる半個室空間にしました。
個室側からのアフター画像。リビング側から光が入っているのが分かると思いますが、既存の窓際からも光が入ります。太陽の出る角度によって、採光が常にとれる設計です。アーチ形の入り口もとてもオシャレなアクセントになっています!ワークスペースにしても良さそうですね。
個室の床材コストカットで、リビングから玄関まで斜め張りの床へ。こだわり空間と段差のない設計
リビングの奥にある個室です。床は高級なヘリンボーン張り?のようですが、実は「ヘリンボーン柄のクッションフロア」です!木材で施工するとカットや手間がかかり高額になりますが、クッションフロアにすることでコストカットになります。
特に寝室などの個室は、ベッドなど重い家具は動かさないことが多いので、動かした後にできるくぼんだ跡は気にならないと思います。もし、頻繁に模様替えしたい場合は、初めから板で張るなど先を考える必要があります。
個室はリビングに比べると要る時間が短めです。リビングや廊下などは耐久性のある木材を使った方が、長い目で見ても結果的に経済的になります。
特にLDKは、椅子を引いたりソファに座ったり、毎日の食事に家族が行き来する場所なので、場所を考えながら材料を選んでいく事が大切です。個室でも、重量があるもの置きたい場合は施工を考える必要がありますね!
リビングへの入り口、玄関は土間を広くしました✨私達は、廊下は無駄なスペースと考えます。その分、リビングを広げたり土間を広げたり、一番人が集まる場所を広くした方が、くつろげる空間になるのではと思っています。
また、土間も何かと「外で使う物を置く場所」として必要不可欠です。一時的にも、濡れた傘や靴を置くなど、生活にはある程度広いスペースが必要です。
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